Arch LinuxでPT3
Arch LinuxでPT3を使う。
ドライバはLinuxのメインラインに組み込まれたearth_pt3を使用。 DVBドライバなのでmythtvなどの一般的なアプリケーションで使用できるがそのままでは暗号化されているので複合化が必要。 そこでfuse_b25でPT3をマウントして仮想アダプタを作成、複合化してデータを流す。
PT3が認識されてるか確認。
カードリーダ周りとfuseをインストール
fuse_b25のインストール
fuse_b25の使い方
PT3を1枚刺しているとすると、 /dev/dvb/adapter1 ~ adapter4 が認識されているはずです。
adapter1 -> fuse_b25 -> adapter9
adapter2 -> fuse_b25 -> adapter10
adapter3 -> fuse_b25 -> adapter11
adapter4 -> fuse_b25 -> adapter12
という感じでマウントさせます。
PT3を2枚刺したときのことを考えて+8の値が良いです。
マウント先用のアダプタを作成する
マウント
アダプタ番号-8のアダプタをマウントしてくれます。
PT3を3枚以上搭載していたり、マウント元のデバイスを直接指定したい場合はこのように書けます。
アンマウント
fuse_b25をsystemdに対応させる
http://www43.atwiki.jp/mythtv-dvb/pages/25.html
こちらを参考にsystemdのserviceファイルを作成する。
systemdのserviceファイルから呼び出すシェルスクリプトの作成
起動用
終了用
起動
終了
システム起動時に起動
システム起動時に起動させない
Mythtv、recdvb、mplayer、VLCなどのdvb対応ソフトでマウントしたアダプタを指定することで、再生することができます。
Mythtvでは、パッチを当てないとBS/CSが正常に受信できなかったり、番組表が文字化けしたりするようです。
recdvbはBS/CSが受信できないようなので、対応したらchinachuやepgrecなどが使用できるはずです。
今のところ、視聴・録画はできても、日本で普通に使えるスケジュール録画ソフトがないのが現状です。
Arch Linuxはカーネルの更新が多いので、できるだけメインラインに組み込まれたドライバを使いたいです。
ドライバはLinuxのメインラインに組み込まれたearth_pt3を使用。 DVBドライバなのでmythtvなどの一般的なアプリケーションで使用できるがそのままでは暗号化されているので複合化が必要。 そこでfuse_b25でPT3をマウントして仮想アダプタを作成、複合化してデータを流す。
PT3が認識されてるか確認。
$ lspci -v | grep Altera
01:00.0 Multimedia controller: Altera Corporation Device 4c15 (rev 01)
Subsystem: Device ee8d:0368
Flags: bus master, fast devsel, latency 0, IRQ 16
Memory at fdeff000 (64-bit, prefetchable) [size=4K ]
Memory at fdefe000 (64-bit, prefetchable) [size=4K]
Capabilities: [50] MSI: Enable- Count=1/1 Maskable- 64bit+
Capabilities: [78] Power Management version 3
Capabilities: [80] Express Endpoint, MSI 01
Capabilities: [100]
Virtual Channel Kernel driver in use: earth_pt3
Kernel modules: earth_pt3
カードリーダ周りとfuseをインストール
$ yaourt -S ccid pcsclite fuse
fuse_b25のインストール
$ wget http://www3.wazoku.net/2sen/dtvup/up0664.zip
$ unzip up0664.zip
$ cd fuse_b25-0.4.8
$ unzip fuse_b25-0.4.8.zip
$ cd fuse_b25-0.4.8
$ ./configure
$ make
$ make install
fuse_b25の使い方
PT3を1枚刺しているとすると、 /dev/dvb/adapter1 ~ adapter4 が認識されているはずです。
adapter1 -> fuse_b25 -> adapter9
adapter2 -> fuse_b25 -> adapter10
adapter3 -> fuse_b25 -> adapter11
adapter4 -> fuse_b25 -> adapter12
という感じでマウントさせます。
PT3を2枚刺したときのことを考えて+8の値が良いです。
マウント先用のアダプタを作成する
$ sudo /usr/local/sbin/b25dir 9
マウント
$ /usr/local/bin/fuse_b25 -o allow_other /dev/dvb/adapter9
アダプタ番号-8のアダプタをマウントしてくれます。
PT3を3枚以上搭載していたり、マウント元のデバイスを直接指定したい場合はこのように書けます。
$ sudo /usr/local/bin/fuse_b25 --target /dev/dvb/adapter1 -o allow_other /dev/dvb/adapter9
アンマウント
$ sudo /usr/bin/fusermount -u /dev/dvb/adapter9
fuse_b25をsystemdに対応させる
http://www43.atwiki.jp/mythtv-dvb/pages/25.html
こちらを参考にsystemdのserviceファイルを作成する。
$ sudo vim /etc/systemd/system/fuse_b25.service
[Unit]
Description=start fuse_b25 for Japanese ISDB-T/ISDB-S broadcasting
After=local-fs.target pcscd.service dev-dvb-adapter0.device
Wants=dev-dvb-adapter0.device
[Service]
Type=oneshot
ExecStart=/usr/local/bin/start_fuse_b25.sh
ExecStop=/usr/local/bin/stop_fuse_b25.sh
RemainAfterExit=yes
[Install]
WantedBy=multi-user.target
systemdのserviceファイルから呼び出すシェルスクリプトの作成
起動用
$ sudo vim /usr/local/bin/start_fuse_b25.sh
#!/bin/sh
/usr/local/sbin/b25dir 9
/usr/local/sbin/b25dir 10
/usr/local/sbin/b25dir 11
/usr/local/sbin/b25dir 12
/usr/local/bin/fuse_b25 /dev/dvb/adapter9 -o allow_other
/usr/local/bin/fuse_b25 /dev/dvb/adapter10 -o allow_other
/usr/local/bin/fuse_b25 /dev/dvb/adapter11 -o allow_other
/usr/local/bin/fuse_b25 /dev/dvb/adapter12 -o allow_other
exit 0
終了用
$ sudo /usr/local/bin/stop_fuse_b25.sh
#!/bin/sh
/usr/bin/fusermount -u /dev/dvb/adapter12
/usr/bin/fusermount -u /dev/dvb/adapter11
/usr/bin/fusermount -u /dev/dvb/adapter10
/usr/bin/fusermount -u /dev/dvb/adapter9
rm -rf /dev/dvb/adapter12
rm -rf /dev/dvb/adapter11
rm -rf /dev/dvb/adapter10
rm -rf /dev/dvb/adapter9
exit 0
起動
$ systemctl start fuse_b25
終了
$ sudo systemctl stop fuse_b25
システム起動時に起動
$ sudo systemctl enable fuse_b25
システム起動時に起動させない
$ sudo systemctl disable fuse_b25
Mythtv、recdvb、mplayer、VLCなどのdvb対応ソフトでマウントしたアダプタを指定することで、再生することができます。
Mythtvでは、パッチを当てないとBS/CSが正常に受信できなかったり、番組表が文字化けしたりするようです。
recdvbはBS/CSが受信できないようなので、対応したらchinachuやepgrecなどが使用できるはずです。
今のところ、視聴・録画はできても、日本で普通に使えるスケジュール録画ソフトがないのが現状です。
Arch Linuxはカーネルの更新が多いので、できるだけメインラインに組み込まれたドライバを使いたいです。
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