2018年6月19日火曜日

Chrome OSのLinuxサポート

Chrome OSにChrostiniという名称でLinuxサポートが追加される。

Debian GNU/Linuxのシェルが使え、WaylandでのGUIもサポートされる。

Chrome OS自体Debianベースで動作しており、そこにChrootでシェルにアクセスできるため、信頼性が高い。

Chroot環境ではあるが、共有ディレクトリがあり、そこにChrome OSからでもアクセスできる。

WindowsでもWSLでLinuxがサポートされているが、LinuxシステムコールをWindows API
に変換しているにすぎず、GUIもサポートされていない。

Chrome OSのLinuxサポートでの一番のメリットはLinuxが標準で使えるPCが保証付きで手に入る点だろう。

現時点では一部のChromebookのみの対応だが、Chromium OSでもサポートして欲しい。

サーバマシンには入れたくないがLinuxデスクトップ環境として使いたい。

2018年6月4日月曜日

Project Trebleとは?

Android Pのベータ版が公開された。

これまではNexusやPixelといったGoogleのフラッグシップ端末向けイメージしか配信されなかったが今回は違う。

今回のイメージは以下の端末向けのものが公開されている。

Essential Phone
Google Pixel 2
Google Pixel 2 XL
Google Pixel
Google Pixel XL
Nokia 7 Plus
OnePlus 6
Oppo R15 Pro
Sony Xperia XZ2
Vivo X21UD
Vivo X21
Xiaomi Mi Mix 2S

ここまで対応端末が増えたのは、Android 8 Oreoでの新機能であるProject Trebleによる成果らしい。

Android 7 Nougat以前では端末に合わせてAndroid全体をカスタムする必要があった。そのため、端末へのアップデート提供は端末ベンダーのやる気次第になっていた。

Project Trebleではドライバ部分とOS部分を分離した。その結果、端末のドライバ部分を作成するだけで、共通のOSイメージが使えるようになった。

以下のコマンドを入力することで、現在利用している端末がProject Trebleに対応しているか確認することができる。

$ getprop ro.treble.enabled

trueなら有効、falseなら無効になっている。

残念ながらNexus 6PのFactory Imageは非対応だった。

Project Trebleによって一番恩恵を受けるのはカスタムROMの製作者と利用者だろう。

Project Treble環境に対応したカスタムROMがGeneric System Image(GSI)として公開されている。

Project Treble対応のAndroid OSを使っているなら、これらのカスタムROMを使用することができる。

Project Treble対応端末はここで確認できる。

Partition StyleにAとA/Bがあるが、A/Bの端末は古いシステムと新しい端末を別のパーティションにインストールすることができ、シームレスに移行できる。

XiaomiやHuaweiなどの最低な独自UIを搭載した端末や、Docomo端末のようなキャリアによって魔改造されている端末をクリーンなAndroidにすることもできる。

日本ではNexus 5X/6Pを最後にGoogleのフラグシップ端末が販売されておらず、Android開発において支障をきたす状態であったが、Project Trebleによってその心配はなくなりそうだ。

2018年5月11日金曜日

Ubuntu 18.04 リリース

Ubuntu 18.04 がリリースされた。

旧バージョンからのアップグレードはdo-release-updateに-dオプションで行える。

クリーンな16.04からのアップグレードと18.04のクリーンインストールで違いがあったのでそのメモ。


  • 標準IMEがiBusになった
  • プリインストールパッケージが一部snapパッケージになった 
 $ snap list
Name                  Version    Rev   Tracking  Developer  Notes
core                  16-2.32.6  4571  stable    canonical  core
gnome-3-26-1604       3.26.0     64    stable/…  canonical  -
gnome-calculator      3.28.1     167   stable/…  canonical  -
gnome-characters      3.28.0     86    stable/…  canonical  -
gnome-logs            3.28.0     31    stable/…  canonical  -
gnome-system-monitor  3.26.0     39    stable/…  canonical  -
  • レポジトリのURL
 Canonical パートナー
タイプ: バイナリー
URI: http://archive.canonical.com/ubuntu
ディストリビューション: bionic
コンポーネント: partner

Canonical パートナー
タイプ:ソースコード
URI: http://archive.canonical.com/ubuntu
ディストリビューション: bionic
コンポーネント: partner



2018年3月29日木曜日

VC++ Runtimeと.NET Frameworkのバージョン関係

Visual C++

Visual C++固有のライブラリを使用したプログラムを実行する場合、対応したバージョンのRuntimeが必要。
各バージョンの関係性は以下の通り。
  • 2005
  • 2008
  • 2010
  • 2012
  • 2013
  • 2017 ∋ 2015
基本的には、作成されたVC++と同じバージョンのRuntimeが必要。2017には2015が含まれているため、2017をインストールする場合は、2015のインストールは必要ない。

Visual C#

Visual C#で作成されたプログラムの実行には、対応したバージョンの.NET Frameworkが必要。
  • 1.0
  • 1.1
  • 3.5 ∋ 3.0 ∋ 2.0
  • 4.7 ∋ 4.6 ∋ 4.5 ∋ 4.0
3.5で2.0~3.5が動作する
4.7で4.0~4.7が動作する

2018年3月1日木曜日

apt-add-repositoryが使えないときは

apt-add-repositoryが存在しない場合、software-properties-commonをインストールすることで使えるようになる。

# apt install  software-properties-common

aptからhttpsのURLにアクセスするときは

aptからhttpsのURLにアクセスする際、以下のようなエラーが出る場合がある。


# apt update
Hit:1 http://archive.ubuntu.com/ubuntu xenial InRelease
Hit:2 http://security.ubuntu.com/ubuntu xenial-security InRelease      
Hit:3 http://archive.ubuntu.com/ubuntu xenial-updates InRelease        
Hit:4 http://archive.ubuntu.com/ubuntu xenial-backports InRelease
Reading package lists... Done
E: The method driver /usr/lib/apt/methods/https could not be found.
N: Is the package apt-transport-https installed?
E: Failed to fetch https://dl.winehq.org/wine-builds/ubuntu/dists/xenial/InRelease 
E: Some index files failed to download. They have been ignored, or old ones used instead.

apt-transport-httpsをインストールすることで解決する

# apt install apt-transport-https

Docker上のUbuntuにWineHQをインストール


必要なものをインストール
# apt install curl software-properties-common apt-transport-https

32bitサポートを追加
# dpkg --add-architecture i386


GPG鍵を追加
# curl -fsSL https://dl.winehq.org/wine-builds/Release.key | sudo apt-key add -


レポジトリを追加
# apt-add-repository https://dl.winehq.org/wine-builds/ubuntu/

アップデートと不足している32bitサポート関連のインストール
# apt update --fix-missing
# apt upgrade

WineHQをインストール
# apt install winehq-stable

# wine --version
wine-3.0